邪馬台国と大和朝廷を推理する

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zoom RSS 高島市の上御殿遺跡 (現地公開見て歩き95)

<<   作成日時 : 2013/08/13 21:35   >>

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2013年08月11日、
滋賀県高島市安曇川町三尾里の上御殿遺跡で現地説明会があり、
行って来ました。
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JR安曇川駅の南西方向に現場があります。
今日も暑いです。
余計な散策は無しだと思いましたが、
順路の途中に2か所見どころがありました。

つがいの鶴のために建てられたという石塔。
裏側に仏像が刻まれています。
案内板の文字が消えかけています。
  鶴塚
  県内屈指の大型の宝塔(鎌倉時代)。
  二体の仏像の彫刻のあるのが特色。
  昔、一武将が雄鶴を射落としたが首がない。
  翌年、このあたりで一羽の雌鶴を射落すに、
  羽の間に雄鶴の首の骨を挟んでいた。
  鶴の夫婦の情に心を打たれた武将は塔を建て、
  鶴夫婦の霊を弔ったと伝えている。
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道路に背を向けた神社があったので回り込んでみました。
石柱に安閑神社とあります。
祭神は安閑天皇らしいです。
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安閑神社の前に置かれた二つの石。
右が力石(水口石)、左が神代文字のある石。
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案内板もあります。
力石は力持ちの娘の話です。
神代文字は、う〜ん???
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安閑神社のそばで。
昔懐かしい景色です。
小川には、大きなものは15cmくらいの魚もいます。
中央に見える二つの白いテントが現場です。
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青井川の改修に伴う調査のようで、
南端の人だかりが鋳型の出た地点。
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第1陣の説明が予定を早めて始まっています。
第2陣はこちらのテントで椅子に腰かけて順番を待ちます。
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もらったウチワ。うれしいサービス。
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目立った遺構は出ていません。ここに建物が一つ。
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こちらに建物が二つ。
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蛇行する川のそばのゆるい斜面にピット群(足元の穴)があって、
そばから鋳型がゴロンと出た感じです。
何の跡でしょう。
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今回発見された短剣の鋳型。
ケースに入ったものは上手く写らないんだなぁ。
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鋳型の手前には短剣のレプリカ。
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今年7月に発表された土器です。
「守君舟人」という名前がぐるっと7か所に書かれていると言います。
  「守君」は日本書紀や古事記に登場し、景行天皇の子孫とされ、
  水の祭祀に関わりの深い一族といわれている。(産経新聞)
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墨書土器。
左は「南」、右は「井上」。
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木製品。
左上から、下駄(げた)、木沓(きぐつ)、皿、馬形代(うまかたしろ)、斎串(いわいぐし)。
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人形代(ひとかたしろ)。
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大きな人形代(ひとかたしろ)。
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オルドス式銅剣
  (わかりにくい記事や説明だったので、ネット情報によって整理しました)
  (ネット情報もわかりにくかったので、保証はしません)
  (今はまだよく分っていない段階なのかな)
  (あわてて飛び付くと危ない印象です)

  遼寧式銅剣は、遼寧省付近で作られ、
  剣身(けんしん)と柄(つか)を別々に作って組み立てる。
  刃がヒョウタンのように湾曲して薄く、中央に丸い芯棒が通る。
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  一般的な中国式銅剣は有柄式銅剣と言って、
  剣身(けんしん)と柄(つか)を一体的に鋳造する。
  刃が直線的で、丸い芯がないので断面は扁平になる。
  鍔(つば)のようなものは関(まち)というらしい。
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  オルドス式銅剣は一般的な中国式銅剣の一つで一体的に鋳造する。
  刃の断面が菱形で、鍔(つば)がある。
  触角式柄頭(つかがしら)を持つのが特徴で、触角式銅剣ともいう。
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触角式とは、昆虫の触角が丸まったような姿に似ているので名付けられました。
今回出た双環柄頭(そうかん・つかがしら)とは、
触角式柄頭をアレンジした輪式(倭式)かな。
双環柄頭は、朝鮮半島はおろか、オルドスでも出土しないのと違う???
双環柄頭がオルドスで出土するかどうかに注意したいです。
(北京や河北省ですでに出土。(毎日新聞・歴史の鍵穴・失われた環どこに2013・9・17))

オルドス式(触角式)柄頭は遼寧でも、韓国でも、日本でも出土しています。
佐賀県唐津市柏崎遺跡では、
柄頭や柄、鍔(つば)はオルドス式、剣身は遼寧式という折衷式の銅剣が出土し、
東京国立博物館が所蔵しています(下の写真)。
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今回の双環短剣(そうかん・たんけん)は、
柄頭(つかがしら)はオルドス風(倭式)、
柄(つか)は倭式、
鍔(つば)はなく、関(まち)は中国式、
剣身(けんしん)はオルドス式、
の折衷式の短剣、でしょうか。

説明会の資料です。
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日本には様々な様式のものが伝わって、国内で混ざり合っていますが、
中国でも同じじゃないでしょうか。
それが気になるところです。

また、
触角式の柄頭は、鉄剣に使われることもあります。
長野県木島平村の根塚遺跡で出た鉄剣の柄頭も触角式によく似ており、
韓国でも類似品が出ているそうです。
(根塚遺跡の鉄剣の柄頭は、渦巻文というそうです。2013・08・17)









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